2018-03-20 第196回国会 参議院 内閣委員会 第3号
一つ目、原子力機構共通の核燃料物質管理基準の改善、二つ目、上級管理者による課題把握と保安活動改善の徹底、三点目、緊急時対応設備等の確実な配備、訓練の実施、身体汚染に係る機構共通のガイドラインの改善等、これら三点を含む課題、対策に取り組むこととしておりまして、文科省としても、これらが着実に進められるよう指導してまいります。
一つ目、原子力機構共通の核燃料物質管理基準の改善、二つ目、上級管理者による課題把握と保安活動改善の徹底、三点目、緊急時対応設備等の確実な配備、訓練の実施、身体汚染に係る機構共通のガイドラインの改善等、これら三点を含む課題、対策に取り組むこととしておりまして、文科省としても、これらが着実に進められるよう指導してまいります。
まず初めに、今般、六月六日に、日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター燃料研究棟におきまして、核燃料物質を収納した貯蔵容器の点検作業中に、先生御指摘のように、作業員五名に放射性物質による身体汚染が発生しましたこと、地元を初めとしました国民の信頼を傷つけるものでございまして、文部科学省としても、このような事態が発生したこと、まことに遺憾でございまして、所管省庁としておわび申し上げます。
第一便四十四名中四十三名が受診をいたしまして、身体汚染のあった者、頭髪とか甲状腺あるいは鼻の穴、これらにつきましては十四名、このうちカウントが大きかったので、採尿、採血をして健康診断を行った者が十一名、さらに、カウントが大きいということで放射線医学総合研究所の方に送りましてそちらでホール・ボディー・カウンターにかけて検査を行った者が七名でございました。
この救出の緊急作業の過程で、この二名及びそのほかの救援に携わりました五名に身体汚染があることが鼻のふき取り検査と申しますか、で判明いたしました。そこでさらに精密な全身カウンターの検査を行いましたところ、二名に有意な読み取り値を検出いたしました。
それから作業員三名、これは動燃の職員が二名と技術提携先のサンゴバン社の技術者が一名でございますが、これは防護服は着ておりましたが、ごく軽微な身体汚染がございましたので、水で洗いまして直ちに除染いたしました。 大体以上でございます。
なお、漏れましたときにバルブ操作に当たりました作業員は、必要な防御の衣服をつけてございましたから、それには汚染がありましたけれども身体汚染というものは生じておりません。これからの原因につきましては、どうもバルブからの漏洩と考えられますけれども、ただいま調査中でございます。
身体汚染の測定とか除染の問題についても、大体リーダー格のところが現場で相談を受けてどうするかということで、何かが起これはすぐリーダーのところへ行けというところまででとどまっておる。そのときにどれだけのことがなされなければならぬかという問題については、原研の方にはかなり具体的なものがあっても、その点について欠けておるというような点は、姿勢の問題としても非常に問題ではなかろうか。
特に新聞紙上にも出され、労働組合との間でもかなりのいきさつのある問題として、九月二十日の身体汚染の問題あるいはその後プルトニウム蒸発かん、これの漏れてきたような問題とか、あるいはたな卸しですか、これをやってみますと、入れたはずのウランの目減りが大変大きいというような問題などを聞いておるわけですね。
この結果、たび重なる汚染事故あるいは身体汚染事故が労組の指摘したとおりに起きました。私は、このまま続けると無数の事故が起こり、また無用の被曝をすることになるのではないかと懸念しております。
そういう点で、私はやはりウランテストの個々の問題、小さなあるいは大きいという言葉もいろいろあろうかと思いますけれども、一つ一つの汚染事故、あるいは身体汚染事故を科学的に究明して、それに対する具体的な対策を打つ、またそういう内容について一つの安全の問題として事故事例の解析とその研究はやはり将来の科学技術に一番役立つことであります。
○鈴木参考人 九月四日にウラン試験を開始してから、九月十九日を初めとして十一月六日まで私どもが知り得ている汚染なり、身体汚染事故を含めますと十一件ございます。特に先ほどから問題になっています九月二十日のは非常にクローズアップされていますけれども、九月十九日に、ウラン溶液がポンプの軸受けから漏れるというようなことがありました。
○政府委員(梅澤邦臣君) 身体につきましては、すべてカウンターにかけまして、身体汚染をしているかどうか全部脱がして調べたわけでございます。
しかし、いずれの者にも身体汚染はありませんでした。」――「身体汚染はありませんでした。」と、こうはっきり言い切っておるわけですけれども、この身体汚染がないということを原電は調査をしたのでしょう。したとしたら、どういう調査をしたか。
それで衣服を脱がせて検査したところ、身体汚染というのはなかった、こういうことでございます。 それから、そのジャケツをクリーニングしたらぼろぼろになったということは、まだ私は存じません。ただ、放射能がその一ミリレム程度のものでジャケツがとたんにぼろぼろになるということは、いまちょっと私もよく存じませんが、考えられないと思います。